2021-01-07から1日間の記事一覧

えちご妙高にかかわる俳人たちを想う(6)

<俳句から和歌へ> 越後の人にはおなじみの「新潟日報」の題字は会津八一の筆によるもの。彼の雅号は「秋艸道人」あるいは「秋艸堂主人」。「艸」は「草」で、「秋艸」は「しゅうそう」と読み、「秋の草」のことです。妙高市の「艸原祭」の「艸」は「茅」の…

ジャノメエリカ(エリカ・カナリクラータ)

ジャノメエリカは南アフリカ原産で、大正9年に渡来。高さ50㎝を越え、葉は長さ4-6㎜で厚みがあります。花期は12-4月と長く、枝の先端に花径3㎜ほどの小さなピンク色の釣鐘型の花を3-6個つけます。花茎は赤色で細毛が生え、萼は白く4裂し、雄しべは8本、花…

雑件二つから

(1)偶然と因縁 会津八一が1881年8月1日に生まれ、そこには1と8だけが登場するため、「一八」ではなく、「八一」と命名されたというのは偶然のことの筈だが、運命めいたものを感じる人は少なくない。 その八一が1881年生まれ、1882年に生まれたのが上越の小…