2020-06-14から1日間の記事一覧
因果性(causation)は人間が太古より変化を捉える原理、あるいは前提になってきました。神話や物語は因果性に基づいて構成されています。後世のアリストテレスの4原因説も因果的世界観の要約のようなものです。これは仏教世界でも同じで、「縁起の法」と呼…
変化の歴史(1) ギリシャ哲学から経験科学へ ギリシャ哲学は一見すると科学哲学(philosophy of science)とは何の関係もないどころか、科学哲学の研究にはそれが思弁だけからなるゆえに何の貢献もしないとさえ考えられてきました。というのも、経験を重視…
梅雨に入ると、多くの人がアジサイを連想する。スミダノハナビ(隅田の花火)、アナベル、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)など…「隅田の花火」の特徴は、周りの装飾花が八重になっていて、白から次第に青色がほのかに入り、花火のように星形の花が飛び出すよ…