2018-11-12から1日間の記事一覧

微積分の背後へ(5)

<ライプニッツの無限小概念> (1)線分を無限に分割しても点はできない、 (2)点を無限につなげても線分はできない、という(単純なようで曖昧な)数学的命題をこの世界にそのまま適用するなら、この世界の「連続体」は意味不明なものになってしまう。す…

花の狂い咲き、それとも二度咲き

花の「狂い咲き」は昔からあった。草木の花が、その季節でないのに咲くことで、通常は春に咲く花が初冬のころに花をつけることである。「二度咲き」という言葉も使われる。そんな言葉の存在は最近の新しい現象ではないことを示してくれるが、この狂い咲き現…