ハナミズキが咲き終わり、ヤマボウシが咲き誇る

 公園や歩道に最近増えたのがハナミズキ。私はあまり好きになれず、敬遠気味。それに対してヤマボウシ(山法師)はなぜか見ていて落ち着くのである。ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、日本から中国・朝鮮半島に分布する。日本では沖縄・九州・本州の山地に自生し、5~10mの高さに生長。白い花びらに見える総苞片(そうほうへん)を坊主頭と頭巾に見立てて「山法師」と名付けられた。総苞片の美しさや育てやすさから街路樹や庭園樹として人気が高く、江戸時代には既に海外で観賞用樹木として栽培されていた。

 ヤマボウシハナミズキは混同される場合が多いが、日本原産のヤマボウシに対して、ハナミズキアメリカからの外来種。目立つ違いは、ヤマボウシの総苞片は先端が尖っているのに対して、ハナミズキの総苞片は丸みがあり、先端が窪んでいる。

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