ハナミズキ

 ハナミズキ(花水木)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。北アメリカ原産のハナミズキの名は、水木の仲間で、花が目立つことから点いた。また、アメリヤマボウシの名は日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。1912年に当時の東京市長尾崎行雄がワシントンD.Cへソメイヨシノを贈り、1915年にその返礼として贈られたのが日本での植栽の始まり。今頃から1か月ほどが開花時期。バージニア州ノースカロライナ州では州花に、アトランタでは市花になっている。マッカーサー元帥がバージニア州出身だったことから、アメリカ大使館をはじめ都心の各所に植えられ、それ以来、東京周辺に普及するとともに、日本でも人気が高まった。

 ハナミズキヤマボウシはどちらもミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属に属している。よく見比べると違いがあることがわかる。例えば、花の時期。ハナミズキは今咲いているが、ヤマボウシは6月以降。また、先端がちぎられたように丸い形のハナミズキに対して、ヤマボウシは尖っている。

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