マンサクあるいはシナマンサクの黄色い花

 月島の隅田川沿いの散歩道にマンサク(名札は確かに「マンサク」)が5,6本あって、いずれも黄色い花をつけている。春に先駆けて咲くので「まず咲く花」ということから、次第に「まんさく」になったとか、画像にあるように花がたくさんつくので「豊年満作」から命名されたとも。細長いひも状のちぢれた花で、黄色が鮮やかである。赤い色のものもあり、古くから花木として庭などに植えられてきた。

 ところで、マンサクはウメやサクラに似て、まず花が咲くのだが、画像は昨年の葉がまだ残っていて、何とも不思議な風情がある。シナマンサク支那満作)は花が咲くときに、前年の枯れ葉がまだ残っていることが多いとある。さらに、日本固有種のマンサクと中国原産のシナマンサクとの交配種も多いことを考えると、画像はいずれなのか判断に迷うのである。トキワマンサクがマンサクともシナマンサクとも違うことは私でもわかるのだが、マンサクとシナマンサクはお手上げである。

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