シャクナゲ

 シャクナゲ(石楠花、石南花)は、ツツジツツジ属の常緑性の花木。シャクナゲの原種が19世紀中期に中国(雲南、四川)から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さから数多くの交配が行われてきた。これまで世界各地で5,000を超す園芸品種が作出され、私が住む湾岸地域の公園等で花木として欠かせない存在になっている。「石楠花」は中国原産のバラ科の植物オオカナメモチの名前「石南花」を誤ってつけた名前である。

 高山帯にキバナシャクナゲ、亜高山帯にハクサンシャクナゲ、 山地帯にツクシシャクナゲ、細葉シャクナゲなどがあり、地域的な変異種が多い。欧米からの園芸種はセイヨウシャクナゲと呼ぶが、私が見るのはこのセイヨウシャクナゲがほとんど。葉は全縁で革質、光沢があり、互生する。

 既にそのセイヨウシャクナゲが咲き始めている。栽培種のシャクナゲは色んな種類のものがほぼ年中咲いていて、珍しくなくなっている。

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