アオキの赤い実、青い実

 アオキは既にここでも紹介したが、アオキ属の常緑低木。「アオキ」という和名は常緑で、若い枝も緑色のため。日陰に強い庭木として知られ、現在では自然のものより人が管理する数の方が多いほど。実際、湾岸地域にもあちこちに植えられている。

 3月から5月にかけて花をつけ、花の少ない初冬に実をつけるため、江戸の昔から盛んに栽培されてきた。その実は最初は緑色だが、熟すと鮮やかな赤になる(画像)。だが、雌雄異株で雄木には実がならず、雄木は植木職人の間では「バカ」と呼ばれる。

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