カンツバキ(寒椿)

 ツバキやサザンカ、あるいはヤブツバキなどに比べて樹高が大きくならず、枝が横に伸びる性質があることから、葉や花を見下すことができ、しかも自然に形が整いやすことから、公園や歩道の植え込み、一般家庭の庭木として広く使われている。ツバキやサザンカの分類は難しいと昨日書いたが、カンツバキという言葉は狭い意味では「寒椿」という園芸品種を指している。

 カンツバキはサザンカとツバキの交雑種と言われており、開花時期は11月末から2月中旬頃までで、サザンカとほぼ一致。濃い紅色が鮮やかで、サザンカのように花びらは一枚ずつ散る。

f:id:huukyou:20200109061253j:plain

f:id:huukyou:20200109061335j:plain

f:id:huukyou:20200109061350j:plain