マサキの種

 マサキは、ニシキギニシキギ属の常緑低木。日本全国に分布し、丈夫で成長が早く、刈り込みにも強いため、生垣の定番である。園芸品種が多いが、江戸時代から品種改良が進み、いわゆるカラーリーフとして庭のアクセントにもなる(オウゴンマサキ、ギンマサキ、斑入りギンマサキ、キン(オウゴン)マサキなど)。  マサキという名前は、冬でも葉が真っ青な木(真青木)からきている。

 花期は6-7月。花は黄緑色で小さく、目立たない。11月から1月頃に実がなり、それは直径7-8㎜の球形で、淡紅紫色に熟して裂けると、橙赤色の仮種皮に包まれた種が出る(画像)。

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