ネズミモチ

 モクセイ科イボタノキ属のネズミモチ(鼠黐)の名前は、その熟した実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ていることからついた。暖地に自生するとともに、公園や庭の植栽に使われている。堅強な性質を持ち、都市部の劣悪な環境でも耐えることから、垣根や緑地の「植えつぶし」として使われる。「タマツバキ」とも呼ばれる。画像の実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、まだ青いが、やがて黒紫色に熟す。実は長さ7ミリ程度の楕円形、熟した実は日干しして漢方薬に使われる。

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