カクレミノの実

 カクレミノ(隠蓑)はウコギ科の常緑亜高木。別名は多く、カラミツデ、テングノウチワ、ミツデ、ミツナガシワ、ミソブ等がある。カクレミノという名前は葉の形の特徴が蓑に似ていることから名づけられたという説と、天狗が持ち、この葉を使うと姿を隠すことができたからと言う説がある。葉は濃緑で光沢がある卵形の単葉で、枝先に互生する。花は6月から8月に咲き、実は長さ1cmくらいで先端に花柱が残り、晩秋に黒紫色に熟す。実の中には8mmほどの種が入っている。鉢植や庭木として人気があり、神社等によく植えられている。

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