ダリア(dahlia)

 ダリアはキク科ダリア属の総称。和名は、花の形がボタンに似ていることからテンジクボタン(天竺牡丹)。18世紀にメキシコからスペインにもたらされ、その後1842年にオランダから日本に渡来した。メキシコの国花。
 園芸植物のなかでも突出した品種数を誇る。変異を起こしやすい植物なので種々の品種ができた。ダリアは、世界中に2万から3万を越える品種があり、品種数が最も多い花だと言われている。花色も青色、黒色以外はすべてそろうほど多彩。花形も多様で、花の大きさも5cmぐらいの小輪から30cmぐらいの巨大輪まである。
 ダリアは夏をイメージする花だが、秋になって元気に咲いていて、人に元気を与えてくれる花である。画像の品種はペチカ。

f:id:huukyou:20191010050240j:plain

f:id:huukyou:20191010050256j:plain