秋の赤

 ヒガンバナ彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。別名はマンジュシャゲ曼珠沙華、マンジュシャカ)で、「天上の花」という意味。仏典によれば、おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという。
 有毒の球根性で、群生し、9月中旬頃に赤い花ををつける。その姿は独特で、秋の初めに高さ30 - 50cmの花茎だけが地上に伸びてきて、その先端に花序が一つだけ付く。数日で花が終わり、茎だけになる。その後、長さ30 - 50 cmの線形の細い葉が出て、翌春に枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。結局、花と葉を同時に見ることができない。葉のあるときに花はなく、花のあるときに葉がない。このことから韓国ではヒガンバナを「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。その意味は「花は葉を思い、葉は花を思う」。
 オリーブはバラの品種名。つるバラで、赤色の花は黒味がほとんどない貴重な真っ赤なバラである。香りは微香だが、花もちがよく、雨に強い。
 バーベナクマツヅラ科クマツヅラ属の総称。一年草多年草合わせて約250種。別名ビジョザクラ(美女桜)。画像はバーベナエンデュラスケープレッド。

 

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