ソライロアサガオ

 一度ゆっくりアサガオたちを知り、アサガオたちにこだわってみたいと思っているのだが、いつもその前にアサガオが咲いてしまっている。
 アサガオヒルガオ科の植物で、遣唐使が中国から種子を薬とするために持ち込まれ、その後園芸植物となった。アサガオの種の毒を使って下剤にしたようである。貴族の間では花の美しさ、変異が入りやすいことから園芸植物として人気が出て、それが今でも続いている。また、メキシコのインディオたちはアサガオを幻覚剤として使っていた。アサガオは人々の生活に大いに関わってきたのだ。サツマイモも立派なヒルガオ科の植物。普通のサツマイモは日本国内で花を咲かせることはほとんどないが、花を愛でるものも市販されている。
 さて、画像はソライロアサガオで、ヘブンリーブルーHeavenly Blue)という品種名の方が知られている。アサガオの近縁種で、強健で花数が多く、昼までしおれず咲き続ける。青い空と青い花の色が見事にマッチし、夏の花そのものである。

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