ホオズキ

 ホオズキ(鬼灯、鬼燈)は、ナス科ホオズキ属の多年草、またはその果実のこと。何とも厳めしい漢字である。淡い黄色の花を6月から7月頃に咲かせ、この時期に合わせて「ほおずき市」が開催される。7月初旬に開かれる浅草寺のものは江戸時代から続いていて、「入谷の朝顔まつり」と並ぶ風物詩。例年、7月6日~8日に「入谷の朝顔まつり」、7月9日~10日に「浅草寺ほおずき市」が開催される。
 浅草寺ほおずき市の屋台の数はおよそ100屋台。鉢植えのほおずきが売られている他に、ほおずきの果実、ほおずきの手折りの枝(果実付き)、ほおずきの実(袋詰め)なども売られている。ほおずき市から既に1か月ほど経ち、暑い日差しの中のホオズキが今日の画像である。妙に子供の頃の想い出がホオズキと絡まり合って、旧盆にはほろ苦いホオズキが似合うのである。

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