フェイジョア

 花も実もある植物がフェイジョアで、フトモモ科の常緑低木。私の周りでは果物として食用に栽培されるというより、庭木や生垣用として使われている。ウルグアイパラグアイ、ブラジル南部が原産。花はエキゾチックで、果実もグリーンで特徴があり、香りもよい。果実は10月下旬から12月中旬にかけて熟す。ちょうど今頃、花をつけている。栽培は容易で、目隠しの生け垣にもなる。
 ピンク色の花びらは、少し肉厚でふっくらとした触り心地がある。赤いツンと尖った雌しべをたくさんの雄しべが囲むように空を向いている。花を食べると、とろけるような甘さがあり、正に食べられる花。フェイジョアの実のシンプルな楽しみ方は、生のまま食べること。さっぱりした酸味もあり、ヨーグルトとの相性も良い。

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