白いクロッカス

 クロッカス(Crocus)はアヤメ科クロッカス属の総称で、最も古くから栽培されてきたのがサフラン(Crocus sativus)。昔はサフランが高級食材で、パエリアには欠かせないものだった。ということで、クロッカスは紀元前から薬用・料理用に利用されてきた。原産地はヨーロッパ南部や地中海沿岸から小アジアである。晩秋に咲き、花を薬用やスパイスとして用いるサフランに対し、クロッカスは早春に咲き、花を観賞するだけに栽培される。そのため、「春サフラン、花サフラン」などとも呼ばれている。その花サフランが今咲き出している。白いクロッカスの花言葉は「青春の喜び」とのこと。

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