ストックとレケナウルティア

 今花壇に多いのがパンジーとストック。洒落た感じで一緒に植えられている場合が目につく。ストックの花色は紫、ピンク、白、ブルー、クリームと色々で、花には甘い香りがある。
 ストックの仲間は南ヨーロッパ北アフリカ西アジアに約50種が分布するアブラナ科アラセイトウ属の植物。主に栽培されるのは、一年草のマッティオラ・インカナ種。この種は、南ヨーロッパに分布するストックで、海岸沿いの岩場や崖など、日当たりの良い場所を好んで自生している。美しい花を咲かせることから観賞用として古くから栽培されていて、数多くの品種がある。基本種の花は4枚花弁の一重咲きだが、八重咲き品種の人気が高いため、流通している大半は八重咲き(画像)。
 ストックの近くに咲いていたのがレケナウルティアで、オーストラリア原産。園芸では「初恋草」と呼ばれている常緑小低木。勝手に頭の中でストックと組み合わせると、仲の悪いコンビに見えて、別々に見る方がよいというのが私の素人判断。

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