マホニア・チャリティ

 中国原産の「ヒイラギナンテン」と、中国西部から台湾、ビルマに分布する「マホニア・ロマリフォリア(M. lomariifolia)」との種間交雑種がマホニア・チャリティです。本種はロマリフォリア種の形質を受け継ぎ、長い花序を直立して出すのが特徴です。12月から2月にかけて、鮮やかな黄色い花を咲かせます。「チャリティー(cv. Charity)」や「ウィンターサン(cv. Winter Sun)」などの園芸品種があります。学名は Mahonia×mediaで、最近「マホニア」の名でよく見かけます。
 ヒイラギナンテンが早春に咲くのに対して、マホニア・チャリティーは冬に咲き、樹形もやや大きめ、葉はやや細長くて大きく柔らかい感じで、正に冬咲きの「柊南天ヒイラギナンテン)」です。

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