赤い実二種:ハナミズキとコバノガマスミ

 ハナミズキは、1912年に東京がアメリカにソメイヨシノを贈った返礼として、1915年に日本に贈られたのが始まり。花が鮮やかで観賞用として街路樹や庭木に使われるが、果実は有毒で食用にはできず、葉の表面の毛も刺激性物質があるため触ると皮膚炎を起こしてしまう。ヤマボウシとは近縁で、ハナミズキは樹皮がひび割れているので見分けがつく。

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 コバノガマズミの実はほぼ球形で、10月に赤く熟す。その後に紅葉する場合がある。「小葉のガマズミ」のガマズミの意味は「神つ実」。

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