コキアの紅葉

 和名はホウキグサ。日本へは中国経由で伝わり栽培されてきた。「枯れた茎はホウキ、果実は食用に」と無駄のない利用価値の高さから江戸時代には広く栽培されるようになる。その実は「とんぶり」といい「畑のキャビア」として親しまれている(今公園でよく見るコキアは観賞用の品種)。
 7月上旬から夏の日差しの中で成長していく爽やかなグリーンのコキアは、丸々とした可愛らしい形と、柔らかな感触が特徴で、9月下旬から10月にかけて、夏のグリーンから少しずつ紅葉し始める。例えば、ひたち海浜公園のコキアの群落は有名で、その紅葉が一面に広がる様子はなんとも圧巻。

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