メキシカンセージ

 メキシコから中南米が原産。高さは1~1.2mになり、線形の葉は軟毛に被われます。晩夏から秋にかけて、長い花穂を伸ばして、赤紫色のビロードのような花を咲かせます。メキシカンセージは、シソ科サルビア属の多年草。画像は花を咲かせた木場公園のメキシカンセージです。
 傍で見ると、ビロードのような柔らかい感じがよくわかります。学名サルビア・レウカンサは、日本には明治時代後期に渡来し、現在では「アメジストセージ」、「メキシカンブッシュセージ」、「メキシカンセージ」の名前で流通しています。花期になると、茎の上部または枝先に、総状花序を形成し、花径2㎝程度の唇形花を多数穂状に咲かせます(画像参照)。柔らかな手触りはビロードのようで、ベルベットセージとも呼ばれます。基本種の花色は白ですが、紫のものが多く見られます。

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