馬酔木(アセビ、アシビ)

 アセビ(馬酔木)は、日本に自生している常緑の低木。枝葉に「アセボトキシン」などの有毒成分を含んでいて、馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変化して「あしび」そして「あせび」となったとされる。また、 「馬がその葉を食べると、毒に当たり、酔ったようにふらつく木である」ということから名前がついたとも言われる。
 アセビの別名がアシビ。『馬酔木』は、伊藤左千夫を中心に創刊された短歌雑誌でアセビと読むが、水原秋桜子が主宰した俳句雑誌『馬酔木』はアシビと読む。何ともややこしい。

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