とても中国的な沈丁花(ジンチョウゲ)

 子供の頃から沈丁花はとても中国的な花だという印象が強かった。理由は定かでないのだが、その印象が今でも残っている。沈丁花は確かに中国の原産で、既に室町時代には栽培されていたようである。何とも言えない優しい香りがするが、原産地の中国では「瑞香」と書くらしい。この花を「チンチョウゲ」と呼ぶのは久米正雄が小説「沈丁花」をチンチョウゲと仮名を振ったことによる。

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