辰巳の森海浜公園には二つの水泳場ができる。オリンピックアクアティクスセンターが新設され、東京辰巳国際水泳場が存続か廃止か検討されていたが、存続が決まった。
辰巳水泳場は観客席が3600席しかなく、運河に面していて大幅な拡張工事も難しい。そのため五輪の競泳会場としてアクアセンターが新設され、辰巳水泳場は水球会場として使われることになった。辰巳水泳場は1993年に開館。世界水泳や五輪選考会など国内外の主要大会が開かれてきた国内スイマーの聖地。50メートルのメインとサブのプール、飛び込みのプールがあり、一般にも開放している。
二つの水泳競技場がすぐ近くにできる。果たして、どのような棲み分けができるか。心配するより、二つの施設をうまく使い分け、辰巳を日本の、いや世界の水泳のメッカにしてほしいものである。