梅が咲けば文句なしに春の訪れなのだが、その梅があちこちで花をつけている。妙に白とピンクの違いが目立つのは、紅白のコントラストを狙って植えたためか。菜の花の横にユキヤナギがあるのも普通はないことだが、これも公園の植栽ゆえか。いずれにしろ、そんなことを許すのが私たちの住む環境で、目くじらを立てるほどのことはない。
春は兆しがいいのであって、実際に春になれば、すぐに夏で、夏は嫌いだということを思い起こせば、ずっと兆しのままであってほしいと思うのも随分と勝手なものである。人の自分勝手に驚いても詮無きことだが、春の兆しと言えば花粉症。
