大煙突

 冬になり、特に寒い朝には煙突の煙が目立つ。6日朝の東京はマイナス1.6度とのことだったが、煙突がその存在感を大いに増して見えていた。ゲートブリッジの遥か向こうに見える煙突の中で、特に目立つのは袖ヶ浦火力発電所の二本と姉ヶ崎火力発電所の三本。私が若い頃なら、これら煙を出す煙突は産業隆盛の誇らしい証だった。だが、今では環境保全という言葉が浮かび、後ろめたい光景にしか見えない。同じような煙突風景でも状況が変われば、まるで違った風に受け取られるのである。

f:id:huukyou:20180207074706j:plain

f:id:huukyou:20180207074808j:plain