言わずもがなのことですが、「桜」と「雪」は異なる単語で、実際、雪と桜は異なる対象です。画像の桜と雪は区別が少々厄介なのですが、よく見れば誰にも見分けはつきます。「雪には白色しかないのに対して、桜の花には色々な色がある」のは正しい言明で、異論は少ないでしょうが、雪国育ちの私にはこの言明は正しくないのです。真っ白な粉雪から灰色の粗目雪、春が近づけば土埃が表面を覆った黒い雪まで、雪は様々な色をもっています。
雪と桜が識別できないような状況を想像したくても、これがなかなか難しい。雪が吹雪くような花吹雪といった、雪と桜の花の区別ができないような実際の光景を是非見てみたいものです。
