2020-05-18から1日間の記事一覧

妙高(山)と深川

妙高(山)は「妙高(山)」でなければ腑に落ちず、深川は「深川」と呼ばれてこそ深川だと大抵の人は疑うことなく断言する筈です。確かに、もののもつ性質を表現するためにつけられたのが名前だと考えるなら、富士山は「富士山」でなければならないことにな…

クサノオウ再訪

4月の初めに挙げたのが、とても大業な名前のクサノオウ(瘡の王、草の黄、草の王)。そのクサノオウがまだ咲いていた。ケシ科クサノオウ属の草本植物で、全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間にとって有毒。黄色い汁が皮膚に触れると炎症を…

白い花の木々

イボタノキ(水蝋樹・疣取木)はモクセイ科の落葉低木。北海道から沖縄まで全国の野山に自生する半落葉樹。イボタノキそのものが庭木として使われることは稀だが、丈夫な性質を利用して垣根トして使われることがある。 「イボタノキ」はこの木に寄生するイボ…