2018-03-02から1日間の記事一覧

異論「第一義」

謙信の座右の銘が「第一義」であり、その意味は「人として宝とすべきは、物ではなく物を超えた心、すなわち人を思いやる慈悲の心である」と恣意的に解釈され、校是や社是として使われてきた。何とも古臭い校是で、生徒や社員の歓心を買うとは到底思えない。…

時間の変化

[時間に関する三つの問題] これから暫く「時間」(とそれに関連する空間)について考えてみよう。時間(と空間)は世界の(因果的な)変化を考える上で欠かせないものである。そのためギリシャ時代以来哲学の格好の研究対象となってきた。物理学での変化は…

春の春

3月は正真正銘の春であり、昨日は春一番が吹き荒れたとはいえ、街には春の花が咲き始めている。3月の春と4月の春は随分と違う。3月に入り春が始まり、いわば春の春であるが、これが4月下旬ともなれば晩春である。 春に似合うのは雪解けだが、これは東京では…